Macをリカバリーモードで起動するとMacを初期化することができます。
新しくMacを購入して下取りに出すときや、動作が不安定になったときに初期化するときに使う起動モードです。
Macでは、起動用のメディアがなくてもネットから使っているMacの最新macOSをダウンロードしてインストールするので便利ですが、最新でないmacOSのバージョンをインストールしたいときは、前もってUSBメモリにインストール用のデータを作成してからリカバリーできます。
リカバリーモードで起動する方法
リカバリーモードで起動するには、電源が入ってない状態から操作して起動させます。
そして、Intelプロセッサ搭載か、Appleシリコン(Apple M1シリーズ・M2シリーズ・M3シリーズ)搭載なので方法が違うので、事前にMacがどちらなのか確認してから操作しましょう。
Intel製CPU搭載のMac
Intel製のCPU搭載のMacは、電源を入れる前にショートカットキーを押したまま電源を入れて、リカバリーモードを起動させます。
commad + R キーを押したままアップルのロゴが表示されるまで押したままにして起動するとリカバリーモードが起動します。
ショートカットキーの組み合わせで、動作が変わるので紹介します。
command + R :内蔵のmacOS復旧システムから起動します
(USBに作成したインストーラーを使うときは、このショートカットキーで起動させます。)command + R + option:インターネット経由でmacOS復旧システムから起動
Apple Silicon (M1、M2、M3)CPU搭載のMac
- Apple シリコンのMacの場合、電源が入っても電源ボタンを押したままにします
- 「オプション」と表示されたギアのアイコンが表示されたら、ギアをクリックして続けるが表示されます
- 続けるをクリックするとアップルのロゴが表示されます
- ボリューム調査が始めってmacOSに登録されているユーザアカウントが表示されます
- ユーザアカウントを選んでパスワードを入力するとリカバリーモードが表示されます
リカバリーモードで起動できないとき
Mac付属品のキーボードを使う
Intel製のCPU搭載のmacでショートカットキーを押して起動させても、リカバリーモードで起動せずに通常起動になることがあります。
そのときは、macを購入したときに付属していたキーボード、もしくはアップル純正のキーボードを接続してショートカットキーを押して起動させてください。
まとめ
macに搭載しているCPUによってリカバリーモードの起動方法が変わりますが、ポイントが分かっておけば簡単です。