パソコンで作成したパワーポイント(PowerPoint)やエクセル(Excel)、ワード(Word)などのデータをiPhoneやiPadへ送って開く手順を解説します。
まず最初に、データを送るまでに、iPhoneやiPadに開きたいデータのアプリ(パワーポイントなど)をインストールしておきましょう
データを送ってもアプリがないと開くことができないからです。アプリのインストールが完了したら、手順の通りしてみましょう。
WindowsのパソコンからiPhoneやiPadへ
WindowsのパソコンからiPhoneやiPadへデータを送るには、OneDrive、Googleドライブ、Dropboxなどのクラウドストレージを利用して送ると簡単です。
クラウドストレージとは、インターネット上にデータを保存できるサービスのことです
One Driveに保存してiPhoneやiPadで開く方法
ワード、エクセル、パワーポイントのデータであればマイクロソフトのクラウドストレージサービス「OneDrive」を利用すると、簡単にiPhoneやiPadでデータを共有して開くことができます。
OneDriveは、ワード、エクセル、パワーポイントをインストールしているWindowsやMacで利用できるサービスです。
OneDriveを使ってデータを開く方法
- パソコンでOneDriveにパワーポイントなどのデータを保存します
- iPhoneにアプリをインストールして立ち上げます
- アプリを立ち上げたらサインインします
- アプリで開くから、OneDriveを選んでデータを開きます
OneDriveは、無料でマイクロソフトのアカウントを作成すると5Gバイトのクラウドストレージが利用できます。そして、Officeのサブスクに加入すると100Gバイトまで利用できます。
Googleドライブ経由でデータを送る方法
Googleドライブを利用する方法は、Windows、Macのどちらでも利用できる方法で、Gmailのアカウントを持ってるなら、すぐに利用できるサービスです。
- iPhoneやiPadにGoogleドライブのアプリをインストールします
- パソコンのブラウザを開いてGooleを開いてログインします
- ブラウザでGoogleアプリからドライブを選びます
- Googleドライブのマイドライブが開くので、送りたいデータをマイドライブにドラッグ・アンド・ドロップして送ります
- データのアップロードが完了するまで待ちます
- アップロードが完了したら、iPhoneやiPadのGoogleドライブのアプリを立ち上げて送ったデータを開くことができます
パワーポイントやエクセル、ワードなどをデータを開くときは事前にApp Storeからアプリをダウンロードしておきます。作成したデータを見るだけなら無料のままで使うことができます。
iPadなどで手書きで添削したデータなどをパソコンへ送りたいときは、逆の手順でアプリにデータをアップロードすればパソコンからデータを見ることができます。
MacからiPhoneやiPadへ
Windowsではできませんが、MacからiPhoneやiPadへデータを送るには、AirDropという機能を使えば直接iPhoneやiPadに送れるのでサイズ大きなデータも早く送ることができます。
AirDropでiPhoneやiPadにデータを送る方法
- iPhoneの「Bluetooth」をオンします
設定 → Bluetooth → Bluetoothをオン - iPhoneでAirDropが使えるように「連絡先のみ」か「すべての人」に設定します
設定 → 一般 → AirDrop で設定します - Macの「Bluetooth」をオンにします
- iPhoneの画面ロックを解除します
- Macで、Finder → 移動 → AirDrop を選んでAirDropを開きます
- 送信できる機器のアイコンが表示されるので、データをアイコンにドラッグ・アンド・ドロップして送ります
- iPhoneでデータの受信完了したら、どのアプリで開くが選べるのでアプリを選んで開きます
データを送る前に開きたいデータのアプリはApp Storeからインストールしておきましょう。
AirDropの設定で、MacとiPhone・iPadが同じアカウントでログインいるか、連絡先に登録している相手に送るのであれば「連絡先のみ」を選んでください。
連絡先に、送信相手の AppleIDで使っているメールアドレスを登録してないと「連絡先のみ」を選んでも、AirDropで相手を表示できないので、データが送れません
AriDropで送信先のiPhoneやiPadが表示されないときは、iPhoneやiPadのAroDropの設定を「すべての人」に変えてみましょう。
そして、AirDropは、Bluetoothで通信できる距離(最大10mくらいまで)でないとデータを送れません
AirDropを使えば、iPhone同時で送り合ったり、iPhoneからiPadへデータを送ることもできます
AirDropで送れるデータの容量に制限がないので動画などサイズの大きなデータを送るには最適です
まとめ
OneDriveは、ワード・エクセル・パワーポイントをインストールしているWindowsやMacでは利用できますが、マイクロソフトアカウント(無料)の登録が必要です。
Googleドライブは、Gmailのアカウントを持っていれば利用できるクラウドストレージサービスです。
AirDropはApple社の製品でしか利用できないサービスです。Windowsのパソコンでは利用できません。
Windows | Mac | |
OneDrive | ◯ | ◯ |
Googleドライブ | ◯ | ◯ |
AirDrop | × | ◯ |